色々 (FPL、デレステとミリシタ、Aインター)

Fantasy Premier League

第8節結果

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これだけ怪我人が出まくっている状態だと、CL・ELに参加していたりカップ戦を勝ち上がっていて過密日程のクラブからの選出は避けた方が良さそうか......

 

デレステとミリシタ

世間の人々は多分もう誰もやってないが、当方は一応デイリーミッションは毎日こなす程度は触っている。今月頭のデレステのガシャで塩見周子木村夏樹がピックアップされたので回したら30連くらい(タダ10連券込み)で両方揃いちょっとテンションが上がった。

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顔が

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良いね......

あとデレステ・ミリシタ間コラボもお互いの信号機がちょろっと出てきておねシンと39歌って終わりでしょと思っていたので意外としっかり作り込んであってビビった。

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クレイジークレイジー、最高の曲だね..... ミリシタ版の一ノ瀬志希モデリングデレステ版に比べて顔つきがシャープで良い。

 

有田プロレスインターナショナル

www.amazon.co.jp

有田哲平Amazon Prime Videoでやっているプロレス番組のニュー・エディション。

前番組「有田と週刊プロレスと」の素晴らしさは、視聴していた人々には説明不要だろうし、視聴していなくても評判を耳にする機会は多かったはずだ。
週刊プロレス」で取り上げられている1つのトピックに豊富な知識を裏付けとし文脈を与えることで、視聴者に情景を鮮やかかつ立体的に追体験させ、プロレスというエンターテインメントが積み上げてきたものの豊かさを門外漢にも伝えることに成功していたあの番組の功績は大きいだろう。有田の話術を堪能できるという面でお笑いの番組としても秀逸だった「有プロ」は、有料配信限定のため決して万人には知られていないが、2010年代後半のバラエティコンテンツの中でもベストなものの一つに数えられてもおかしくはないと思う。

上述のように、「有プロ」最大の魅力は、一人のレスラーがシーンにおいてどのような立ち位置で、どのようなキャリアを歩んできたのか、あるいは過去の名勝負についてそこに至るまでどのような流れがあり、その後にどのような影響を及ぼしたのかが示される点であった。つまりそこにはとあるトピックに対する「視点」があった。そしてその「視点」は決して有田が独自に持っているというものでもなく、かといってなんとなく定められた「正史」にとどまるものでもなかった。あるいはそれらのどちらでもあったと言ってよい。プロレスに様々な形で関わってきた人々の営みの積み重ねを、「公」と「私」を敢えて切り分けきらない観点から再び見つめ直そうとするアクロバティックな芸当を有田は乗りこなしてきたといえるのではないか。また、いつもEDで掲げられる「教訓」でそこまでの熱い語りを茶化すかのような肩透かしのオチをつけていたのも、あくまでも自分の観点を「正解」とするわけではない、という誠実な態度の裏返しととれる。そして、「公」と「私」や「正解」と「不正解」、あるいは「シュート」と「ブック」といった二極のどちらかに寄っているのではなく、そのどちらでもありどちらでもない、という揺れ動きこそプロレスというエンターテインメントの最大の魅力の一つであり、「有プロ」は有田の見識とプロレスへの愛情からその点を見事に表現していたように感じた。

翻って「Aインター」は、開始から6エピソードほど経た現在、前番組よりかは少しライトな試みのように見える。「フェイスペイント」「マスク」「入場曲」といったテーマに対し、有田とゲストが思い思いのトークを繰り広げ無軌道かつ脱力した展開を見せる様は良くも悪くも「オタクの語り」の域を出ておらず、さすがにプロの芸人ゆえ話が面白くないという事態には陥っていないものの、プロレスの門外漢にその魅力が伝わるような内容かというと疑問符が付いてしまう。

ここで思うのが、「Aインター」は「有プロ」自体への有田の茶化し、照れ隠しのようなものなのではないか、ということだ。業界内でトップの知名度がある雑誌のバックアップを受け、プロレス文化の歴史、豊かさをレペゼンするという志高き試みに対する、「いや、自分はそこまで大それたものではないですよ、偉大なのはあくまでレスラーであり団体でありプロレスそのものですよ」という意思表明。そうだとするなら、有田哲平というエンターテイナーの姿勢の表れ(そして彼がエンターテイナーとして信頼できる存在であると感じるに足る確証)の一つとしてこの番組を捉えることができるかもしれない。あるいは、前番組でのプレッシャーから開放されてもっとノビノビとやりたいというだけかもしれないが。

いずれにせよ、有田だけでなくケンコバの饒舌なプロレス語りを楽しめる、というところだけでも一見の価値はあるだろう。ビビる大木にもできるだけ早く登場してもらいたいところだ(有田・大木コンビの語りによって田村潔司を知ることができたのは前番組での大きな個人的収穫の一つ)。また、現状はプロレスを知らない人が担わされるも置いてけぼり......というもったいないものになっているMCの立ち位置について改善が見られると良いだろう。倉持明日香チュートリアル福田充徳のアシストの絶妙さを思うと、素人〜初心者〜中級者を置き去りにするより巻き込むほうが笑いも生まれそうだし。