はっきり言って最近は機嫌が良くない。ニュースを見ても暗い未来ばかりが頭をよぎるし、好きでやっているとはいえゲームでも毎日負け続きで溜息が出てくる。善き人であればそれをどのように好転させるかを考え日々努力を積み重ねていくのだろうが、怠惰な人間なのでそのような気力も湧かないし、様々なトピックを解きほぐして自分なりに理解しようとする過程もサボり、何でもかんでもとりあえず自分に関わることとして怒ってみている感じだ。
ツイッターで手軽に喚き一時的にスッキリしているのにあまつさえこの場でもバッドムードをお裾分けするなどなんのイヤガラセかという感じだが、どうせなら一つの実験として一度振り切って最悪に身勝手な文章を残してみるのも後々見返した時に何か感じられるものがあるかもしれない(おそらく『不愉快』とか『恥ずかしい』という感想が真っ先に出てきそうだが)。

全く関係のないことだが、急に思い出したことを書く。
学生の時受講していた文章表現の講義で毎回課題として数百字程度で音楽や映画のレビューを書いていたのだが、ある日の講評で教員から「君の文章には色気がない」と言われたことがあった。
今思い返してみると、「読み手にとって心掴まれるようなものがない」ということなのだろうなと解釈できる。迸る情熱やユニークな視点、確かに無いなあ〜と思う。そしてそういうものは日々の思考や感受性の研鑽の積み重ねから生まれるものだと頭では理解しているが......結局この文章もそれっぽい言い回しで一般論を述べているだけだということに気付いたのでここでおしまい!